全学連大会感想③全学連書記長・安田(京都大)

歴史を動かすものは何か?それは力である。これは何も過去の話ではない。戦争と民営化の唯一の障壁となってきたのは現場とかい離した国会の茶番などではなく妥協しない労働組合・学生自治会の身体を張った闘いである。国家・資本のおぞましい暴力を受け、労働者階級の死活をかけた闘争は敗北主義と偽善的平和主義の冒涜にさらされることになった。それでも食い下がろうとする勇士は、資本の鎖に容赦なく縛り付けられた。私の学生運動への本格的な決起は、このような現実に直面し、運動を拡大できずにいた京大同学会に活を入れるところから始まった。今や運動をけん引する立場にある私は、1人、また1人と鎖を壊して立ち上がった新たな先駆者を支え団結を深めることにも力を注がなければならない。全学連大会では時代認識から具体的方針に至るまで会場全体を巻き込んだ大激論となったが、理論的蓄積も運動の経験も約1年分しかない私にとっては、どの発言も刺激的で重要なものであった。これから改憲阻止決戦・プロレタリア革命の最前線に立つと思うと身体が震えるが、団結と確信の力でやり遂げたい。

3・14法大弾圧を許さない法大生の会

2006年3月14日に法政大学で、「改憲阻止」を訴える立て看板の撤去に反対してデモを行った学生29人が不当逮捕された「3•14法大弾圧」以降、学生運動の復権をめざして法政大学や街頭で反戦闘争をやってます。